タイブレークは先攻が有利?

高校野球で昨日の第四試合は延長13回まで進み、今春の選抜から採用されたタイブレークの試合となった。

かつて延長18回までだった高校野球だが、選手への負担軽減から15回に短縮され、さらなる軽減策で採用されたのがタイブレークである。

これまでに国際試合ではWBCで適用されており、日本でも社会人野球で実施されている。

高校野球でのタイブレークは13回から、ノーアウト1、2塁で打順は前のイニングを引き継ぐというルールで行われる。

もちろん、表裏ともルールは同じなので両校ともノーアウト1、2塁で一見、同じ条件のように見える。

しかし先攻には有利な条件が一つある。それは、表に点が入ること。

昨日の試合、14回表、ノーアウト1、2塁から先頭バッターが送りバント。打球が三塁線ギリギリを転がり、打者は足が速かったので守備陣はファウルにさせようと捕らなかった。しかし打球はラインを越えずフェアゾーンで止まる。このため送りバントでノーアウト満塁になってしまった。

内野ゴロの間に1点が入り、それが決勝点となってしまった。三塁線ギリギリのヒットをサードゴロとして処理しておけば、この失点は防げたのではないか。

表に1点取れば、後は抑えればいい。もちろん裏の攻撃もノーアウト1、2塁から始まるけど後攻はまず同点に追いつこうと、つい拙攻にでてしまう。

高校野球でも本格的に採用されたタイブレークが、真剣勝負に水を差さないかと考えてしまう。