人の情けに感謝

毎月毎月、何かと忙しく公共機関で、親の必要のために奔走している私だが、先日、とんでもない失態をしてしまった。
色々用を足し、お腹もすいたので近くのイートインのあるパン屋で昼食を食べた、お財布を出そうとリュックの中を探して、ギョッとした。
カードケースがない!どこを探してもないのだ。

コンビニのポイントカードがほとんどなのだが、そんなカードは、まあどうでもいい。1枚クレジットカードが入っていたのだ。
見る見る、顔が青ざめる。うそ、、どこでなくしたのだろうか?まさか、親のいる介護施設の部屋に忘れたのか?
慌てて引き返して部屋に戻った。しかし、どこを探してもない。パニックである。

ここは都会のど真ん中、バスの中で落としたのか?待てよ、そう言えば地下鉄でカードをチャージした時、落としたんだろうか?
失意と落胆が私をおそって、何も考えられない。でもふっと思った。地下鉄の事務所の電話をスマホで検索しイチかバチかで、カードケースが落ちていないか電話して聞いてみた。
聞いてみるものだ。この殺伐とした都会の、不特定多数の人間が行き交う地下鉄で善良な方がいたものだ。拾って届けてくださった方がいたのである。

早速地下鉄事務所に行って、手続きをとって引き渡してもらった。落としてから、数時間は経っていたと思う。ああ、人の情けに感謝感激の一日であった。
今度は、私が何かを拾ったら届けてあげようと誓うのであった。